岡山県・香川県のこだわり生産者さん

ぶどう作りに注ぐ情熱と笑顔が絶えない仲良し夫婦

こじま農園 小島祐貴さん 絵奈さん

こじま農園 小島祐貴さん 絵奈さん
2021年8月6日

暖かな太陽と
心地よい風が吹き込む農園

暖かな太陽と心地よい風が吹き込む農園

岡山県北東部に位置する美作市で、日々試行錯誤を重ねながら、ぶどう栽培に取り組んでいるのが、こじま農園の小島祐貴さん、絵奈さん夫妻。

標高300mの山頂に整備された約50アールのぶどう畑には、暖かな太陽の光と心地よい風が吹き込んでいます。

思い立ったが吉日!
おいしさに惹かれ、ぶどう農家へ

思い立ったが吉日!おいしさに惹かれ、ぶどう農家へ

大阪府で暮らしていた小島さん夫妻。もともと植物が好きで、花卉園芸で商売を始めようと県外への移住を考えていました。和歌山や沖縄など候補に挙がる中、スイートピーやリンドウで有名な岡山県を訪れた時、小島さんの今後を左右するある「おいしさ」に出会いました。それは、初めて食べたピオーネ。

「こんなうまいもんが世の中にあるんか!」
「これは売れる、これがしたい!」

思い立ったが吉日ー。この出会いをきっかけに、岡山への移住とぶどう農家への道に向け、歩みを進めていきました。就農して今年で7年目。現在、岡山県オリジナル品種のオーロラブラックをはじめ、人気のシャインマスカットや瀬戸ジャイアンツなど8種類のぶどうを栽培しています。

固執せず、柔軟に。
安心して食べてもらえる、
おいしいぶどうを目指して

固執せず、柔軟に。安心して食べてもらえる、おいしいぶどうを目指して

生育させる土壌や気候、木の成長具合などさまざまな要因により、そのときどきで最適な方法を見つけて栽培をしていかなければならない、ぶどう。そのため、小さな変化を見逃さないよう毎日欠かさず畑の見回りを実施。生育状況に合わせて余分な実を間引く摘粒(てきりゅう)や種抜き処理、実に栄養が集中するように枝の管理を行うなど、毎年少しずつ改善を繰り返しながら栽培を行っています。
日々、試行錯誤する中で、自分たちなりの方法が見つかるのが、ぶどう作りの楽しさだと話します。

中でも、ひときわ目を引くほど大粒で皮ごと食べられるマスカット「雄宝」は、就農時から栽培しているぶどうです。栽培当初は糖度が上がらず、裂果も多く苦戦していましたが、実らせる房の数や与える水の量を細かく調整したり、適度に光を通す袋を用いることで、糖度を上げつつ綺麗な黄緑色に仕上げることに成功しました。今では収穫時には袋を破ってしまうほどの大粒の雄宝を消費者に届けています。また、除草剤を使わず雑草を生かした草生栽培に取り組むことで、使用する農薬を減らし、安心して味わってもらえるぶどう栽培も心掛けています。

今後は、子どもたちに収穫体験をしてもらったり、旬のぶどうを使ったスイーツを提供するなどして、農園を地域の人々とぶどう作りを一緒に楽しむことができる場所にしていきたいと話します。同農園では、栽培の様子や小島さん夫妻の人柄が伝わる投稿をInstagramやFacebookで発信しています。ぶどうの成長を見守りながら、ぜひ丁寧に育てられたこじま農園のぶどうを味わってみてください。

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