晴れの国うまれ里海米「きぬむすめ」「コシヒカリ」セット 無洗米(合計4kg)
生産者・出品者情報
瀬戸内かきがらアグリ推進協議会
冬の味覚・カキを盛んに養殖している各産地で、カキ殻の活用方法が模索されている中、大量のカキ殻を有効利用し環境保全につなげようと、2018年にJA全農おかやまをはじめ、県内の自治体や企業・団体などおよそ50会員で構成する「瀬戸内かきがらアグリ推進協議会」が設立。カルシウムなどのミネラルを多く含んでいるカキ殻を肥料として使い育てた農作物を「瀬戸内かきがらアグリ認定商品」として、製品化しています。中でも、認定商品「里海米」は、プロジェクトに賛同した県内各地の生産者によって手掛けられているもので、2020年産の生産量は2,267トン(3万7777俵)にのぼり、年々生産量が増えています。
岡山県津山市でお米作りに励む仁木ライス・仁木紹祐さんも、プロジェクトに賛同し、里海米を生産する一人です。就農して28年になる仁木さんが、おいしいお米を育てるために大切にしているのが、土づくり。有機石灰の「カキ殻」を使うことで、以前よりも手軽に作業を進めることができ、健康で強い稲の栽培につながりました。「津山市という中山間地域で海洋性の資材を使ってお米作りできることが、非常に新鮮」と話す仁木さん。2019年には、協議会設立当時から生産部会副部会長を務めていた父の跡を継ぎ、里海米の生産に力を注いでいます。
岡山県内を中心に県外にも販売を展開している里海米。里海の資源・カキ殻を使用した安心・安全な農産物で生産者と消費者をつなぎ、瀬戸内海を守り続けます。